医療関係者の方へ

当院の役割

急性期後病院としての特徴

  • 1

    地域包括ケア病棟・
    慢性期病棟・訪問部門を持つ
    多機能病院に転換

  • 2

    地域最大級の60床の
    地域包括ケア病棟

  • 3

    心不全や肺炎などの地域の
    救急を24時間365日受け入れ

急性期後の中核病院として

当院は医療改革の中、筑紫保健医療圏における数少ない大型の急性期後病院の役目を果たすべく、近年病床機能を大きく変化させています。2014年には全国で最初に「地域包括ケア病棟」を開設し、現在では地域最大規模となっています。全病棟「治す」機能の病院として、救急対応を行うなど、「サブアキュート」に力を入れており、その実績は入退院回転率に表されています。

  • 入院フロー

  • 病院機能ピラミッド

筑紫医療圏における当院のポジション

入退院数と回転率 福岡県ホームページ 
病床機能報告制度(平成28年度)より作成

しっかりと治し在宅復帰して頂く医療を提供

下のグラフが示すように、当院では年々入退院患者数が急増しています。特にこの5年間では、ひと月あたりの入退院数が4倍近い61人となっています。これは、しっかりと「在宅復帰できる状態に患者様を治療」することが当院に根付いてきたこと、また治った患者様の在宅復帰先のコーディネート力があることを示しています。

入退院推移(病院全体)

また地域救急のバックベッドの役目を果たす「在宅療養後方支援病院」として、診療所が在宅医療を担当している患者様に対し、肺炎・心不全・リハビリ等の入院をお受けしています。患者様の状態が安定したら診療所に再びお返しするといったサブアキュート機能を強化し、地域の診療所と連携するスタイルで在宅医療に取り組んでまいります。入院患者のサブアキュートの割合は5割近くまで上昇しています。

入院経路 平成30年1月~5月までのデータ

在宅医療へのサポート(外部との連携)

病院・訪問部・介護施設の3分野を一元管理する『医療介護連携本部』のソーシャルワーカーが、病院の窓口として患者様に対応して入退院調整を行い、患者様にとって最適な環境をご提案しています。これにより短期間での調整や、一人ひとりに合わせた柔軟なコーディネートが可能となっています。

在宅医療へのサポート(法人内)

医療強化型介護付有料老人ホーム
メディカルケア南ヶ丘

自宅での療養が難しい場合は、周辺施設への紹介を行います。医療必要度が高く、一般の施設では難しい方には病院隣接の「医療強化型介護付有料老人ホーム メディカルケア南ヶ丘」にて、療養していただけます。当施設では 「安診ネット」により患者様データを引き継ぎ、疾病の悪化があれば当院にて処置、必要があればその場で入院していただける、「医療・介護の一貫サービス」をご提供しています。※1

※1 これらのサービスは介護保険(一部医療保険)を利用します。